認知症の親に、少しでも穏やかな時間を過ごしてほしい——ご家族の切実な願いです。認知症のケアは薬だけではありません。暮らしの中で気持ちを落ち着けていく「非薬物ケア」も大切な柱で、そのひとつがペットセラピー(動物とのふれあい)です。私たちの現場では、人になれたトイプードルとのふれあいを取り入れています。八尾市で認知症の住まいを考えるご家族に、その考え方と施設選びのポイントをお伝えします。
認知症ケアは薬だけではない(非薬物ケアという柱)
結論として、認知症の方が穏やかに過ごすためには、薬による治療と並んで「非薬物ケア」が大切とされています。落ち着かない・不安になる・怒りっぽくなるといった症状(BPSDと呼ばれます)は、環境や関わり方で和らぐことがあるためです。
- 回想法:昔の写真や音楽で、記憶と気持ちを引き出す
- 音楽・園芸・手仕事:できることに集中し、役割と達成感を持つ
- ペットセラピー(動物介在活動):動物とのふれあいで、安心感や会話のきっかけを生む
どれも「治す」ものではなく、その人らしい穏やかな時間を増やす関わりです。薬を減らす目的ではなく、薬と上手に組み合わせて暮らしを支える、という位置づけが目安です。
ペットセラピーで期待されること・限界
動物とのふれあいには、次のような変化が見られるとされています。ただし効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が出るわけではありません。
- 表情がやわらぎ、会話や笑顔のきっかけになる
- 「なでる」「声をかける」という自然な動作や役割が生まれる
- その場の緊張がほぐれ、気持ちが落ち着く時間になる
一方で、動物が苦手な方・アレルギーのある方には向きません。衛生管理や動物・入居者双方の体調への配慮も欠かせません。「良い面だけ」で語らず、合う方に、無理なく取り入れるのが大切です。

私たちの現場:トイプードルと過ごす時間
私たちは八尾を含む大阪で介護・医療の現場を直営しており、人になれたトイプードルとのふれあいを日常に取り入れています。トイプードルは小型でおとなしく、抱っこや声かけがしやすいため、ご高齢の方にも安心して関わっていただけます。
ふだんは表情の少ない方が、犬をなでるときだけそっと微笑む——そんな場面に、現場のスタッフは何度も立ち会ってきました。もちろん動物が得意でない方には無理強いはしません。「その人が心地よいこと」を中心に、ふれあいの時間を組み立てています。
動物とふれあえる施設を選ぶときの注意点
「ペット可」「動物とふれあえる」とうたう施設でも、内容はさまざまです。八尾で施設を見るときは、次を確認してください。
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| ふれあいの中身 | 常にいる動物か、定期的な訪問か。どのくらいの頻度か |
| 希望制かどうか | 苦手な方・アレルギーの方に配慮した参加のしかたか |
| 衛生・安全管理 | 動物の健康管理、手洗い、居室と共用部の分け方 |
| 認知症ケア全体 | ペット以外の非薬物ケアや、医療連携も整っているか |
ペットセラピーはあくまで暮らしを彩る一要素です。認知症ケア全体の質——スタッフの関わり方、医療との連携、生活の落ち着き——と合わせて見るのが、後悔しない選び方です。認知症の施設選びの基本は認知症の親の施設選びに、八尾での施設探しの全体像は八尾市の老人ホーム・介護施設の探し方にまとめています。

八尾市の相談先
- 高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター):八尾市の総合相談窓口。基幹型072-924-9306(平日8:45〜17:15)。認知症の相談にも対応
- 認知症の専門相談:もの忘れ外来やかかりつけ医で、症状や関わり方を相談できます
- 私たち:認知症の方が穏やかに過ごせる環境の施設探しを、無料でお手伝いします(072-970-5244/LINE可)
よくある質問
ペットセラピーは認知症に効果がありますか?
薬のような治療ではありませんが、動物とのふれあいが気持ちの安定や表情・会話のきっかけにつながるとされています。あくまで暮らしを豊かにする非薬物ケアのひとつと考えるのが目安です。
動物が苦手な人やアレルギーがあっても大丈夫ですか?
苦手な方やアレルギーのある方には無理に近づけません。ふれあいは希望する方が中心で、衛生管理や体調への配慮が施設側に求められます。事前に方針を確認しましょう。
どんな動物がいるのですか?
施設によりますが、私たちの現場では人になれたトイプードルとのふれあいを取り入れています。小型でおとなしく、抱っこや声かけがしやすいのが特徴です。
ペットセラピーがある施設は費用が高いですか?
ふれあいの取り組み自体で月額が大きく変わることは多くありません。費用は施設のタイプや介護体制で決まるため、総額で比較するのが目安です。
八尾市で動物とふれあえる施設を紹介してもらえますか?
はい。私たちは自社の直営施設に限らず、認知症のご本人が穏やかに過ごせる環境の施設を無料でご提案します。お電話かLINEでご相談ください。
- 認知症ケアは薬だけでなく非薬物ケアが柱。ペットセラピーはその選択肢のひとつ
- 動物とのふれあいは笑顔や会話のきっかけになるとされるが、効果には個人差。苦手・アレルギーへの配慮が前提
- 施設はふれあいの中身・衛生管理・認知症ケア全体で見る。八尾の施設探しは無料でご相談を
施設探し、ひとりで悩まずご相談ください。
介護・医療の現場を運営する私たちが、条件に合う施設を無料でご提案します。30秒の住まい探し診断で、合う施設タイプと費用の目安もその場で分かります。
住まい探し相談


